高齢になるほど、多くの疾病を合併することが多くなります。当院では、下記の疾患領域の基本的な診療が可能です。
近年、消化管の神経細胞の数は脳に匹敵するといわれ、種々の自律神経のトラブルに伴う訴えが頻繁に認められます。このため、内視鏡検査や超音波検査で、器質的な異常(癌や炎症など)が除外できれば、漢方医療で対応するようにしています。機能性デイスペプシアや過敏性腸症候群などは、お勧めの漢方薬があります。
足の攣り(つり)には、漢方薬の特効薬があります。また、開腹手術後の腸閉塞にも、特効薬があります。さらに、西洋医学では対応できない身体各部位の痛みに関しても、漢方医療が時に、驚異的な効果を示すことがあります。心不全や重症アトピ-、脳出血、便秘、帯状疱疹後神経痛など、著効例も多く、報告されています。
また、生活習慣病予備軍である「メタボリックシンドローム(内臓脂肪症候群)」の発見を目的とした特定健康診査を実施しております。
健診の結果リスクが高いと診断された方には、栄養指導や運動指導(=特定保健指導)を通じて、皆さまの生活習慣の改善を全面的にサポートいたします。